山徳の歴史
創業 文久三年(西暦1863年)

山徳の創業は、江戸時代が終わろうとする頃、明治の足音を真近に聞く文久三年(西暦1863年)。
当時の武家屋敷をそのままに、料理旅館としてスタートを切りました。
創業者である久尾徳松は当時の堺県知事をはじめ、多くの方から愛される人物であったと同時に、新聞紙面で珍物画伝の一人として取り上げられるような変人でもありました。 以来、150年余り、明治維新そして、急速に進む近代化、戦争・・・。 時代の波にもまれながらも山徳は皆様のご愛顧を受けこの八尾の地で、日本料理の伝統と格式を守ってまいりました。 皆様にお料理を召し上がっていただくお部屋、それを取り巻くお庭、日本の原風景とも言える風情とたたたずまいは今も変わらず山徳にあります。 一世紀半に及ぶ山徳の歴史、これははひとえに皆様のご愛顧の賜物と厚く御礼申し上げますとともに、今では希少なものになった古きよき時代の「和」の空間で、伝統に磨かれてきた日本料理山徳の味をお楽しみいただきますようお願いいたします。 |
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(初代・久尾徳松の肖像画)
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八尾で味わう日本料理